2025/4/22【ファンクショナルトレーニング～後編～】

みなさん！こんにちは！オアスタジオ　アスレティックトレーナー小林です。

今回は、ファンクショナルトレーニングの後編をお伝えします！

【ファンクショナルトレーニングの5原則】

ファンクショナルトレーニングは5原則があります。

①重力（gravity）の利用

②分離（dissociate）と協同（integrate）

③キネティックチェーン（kinetic chain）

④3面運動（3 dimension movement pattern）

⑤力の吸収（loading）と力の発揮（unloading）

以上の５つがあります。今回は後編としてキネティックチェーン・3面運動・力の吸収と力の発揮ついてお話します。

【キネティックチェーン（kinetic chain）】

キネティックチェーンは、運動連鎖とも言われている。

この考えは、動作は1つの筋だけで行われていなくて、多くの筋肉が連動して運動が起きています。

また、キネティックチェーンにおいて力は地面から下半身→お尻→体幹→上半身へと伝わり、エネルギーを発生させています。

この、繋がりが途中で途切れてしまったり、どこかの筋肉が弱いとエネルギーが上手く伝達されず、

身体の機能不全になってしまいます。

ファンクショナルトレーニングでは、このキネティックチェーンを意識して行います。

【3面運動（3 dimension movement pattern）】

動作は基本的に3面（矢状面・前額面・水平面）で行われています。

矢状面とは：人体を左右に分けて考え、縦方向の動きが行われます。（手足を前後に動かすなど）

前額面とは：人体を前後に分けて考え、横方向の動きが行われます。（足を横に開いたり閉じたりするなど）

水平面とは：人体を上下に分けて考え、回転などの動きがが行われます。（足を内側に捻ったり外側に捻ったりするなど）

ファンクショナルトレーニングでは、この3面の動きを意識していきます。

【力の吸収（loading）と力の発揮（unloading）】

私たちは無意識の内に、動作を行う前にその動作と反対の動作を先に行い、力の吸収と力の発揮を行っています。

例えば、ジャンプをする際に、高くジャンプしようとすると無意識に一度しゃがみ込み力の吸収を行います。

その後、しゃがんだ力を一気に発揮していきます。

より高いパフォーマンスを発揮するためには自分が持つ筋力で、効率的に力の発揮されなければいけなく、

事前に力の吸収を行う事が必要である。

その為にはファンクショナル（機能的）な動作をしっかり行うには、力の吸収と力の発揮を意識したトレーニングを行う事が大切です

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