2024/7/31 【タンパク質が不足するとどうなる??】

みなさん、こんにちは、オアスタジオ戸塚アスレティックトレーナーの小林です!
今年の夏は、例年よりかなり暑いですね🥵
かなり汗もかくので、体の中から水分もなくなりやすく、体の機能も落ちてきやすくなります。
そんな今日は、体の構成に関わるタンパク質について、お話ししていきます!
人間の身体は、タンパク質がないと、機能が低下しやすくなります。
そのため、今日はタンパク質は不足するとどんな影響が出てくるのか、お伝えします!
【タンパク質とは?】
タンパク質は、筋肉・髪の毛・爪・臓器の構成成分です!
タンパク質は、糖質・脂質と同じでエネルギー源にもなるが、どちらかというと、体の構成成分になることが多いです。
体の構成にかなり関わるため、不足すると様々な影響が出てきます。
1日あたりの摂取量は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で示されています。
男性(18歳〜64歳)では65g/日 (65歳以上)では50g/日
女性(18歳以上)では50g/日 と言われています。

【筋肉量・筋力が低下する!】
タンパク質は筋肉を作る材料になるので、タンパク質が不足すると、筋肉が作りづらくなる為、
筋肉量が落ちます。筋肉量が落ちることにより、体を支えられなくなるので、転倒しやすくなったり、
運動機能が低下し、動くことが辛くなり活動量が低下し、生活習慣病のリスクにもなります。

【肌・髪・爪の老化が進みやすくなる!】
タンパク質は、コラーゲンの生成にも関わっています。タンパク質が不足すると、コラーゲン生成がうまく出来なくなるので、
丈夫な骨が作られなくなったり・髪の毛のトラブルなどの影響が出てきます。
ちなみにコラーゲンは、皮膚(表皮→真皮→皮下組織)の真皮に多く存在し、この真皮が肌組織の本体になっています。
そして真皮はコラーゲンが大部分を占めるので、コラーゲンが不足することで、真皮でツヤ・ハリが整えられず、たるみ・シワを作ってしまいます。
また髪の毛・爪もケラチンというタンパク質から作られているので、不足することで、枝毛・切れ毛・爪が薄くなる・欠けやすいなどの症状が出てきます

【太りやすくなってしまう!】
筋肉は基礎代謝で、一番多くのエネルギー消費を筋肉は担っています。そのため、タンパク質不足になると筋肉量が低下することで、効率的にエネルギー消費ができなくなるので、結果的に太りやすくなります。
基礎代謝は生命活動を維持するためのエネルギーの事で、呼吸・体温調節などでも使われるエネルギー。
簡単にお伝えすると、何もせずに勝手に消費するエネルギーのことです
