2024/11/25 【運動神経を高める『コーディネーション能力とは』】
みなさん!こんにちは!オアスタジオ アスレティックトレーナー小林です。
今回は、お子様がいたり、運動をやっている方に必見の内容です!
コーディネーション能力と呼ばれるものをご存知でしょうか?
簡単にいうと、運動身体を上手く動かす能力です。
このコーディネーション能力が高いと、運動神経が良かったり、自分の身体をコントロール出来るので、けがの予防にもなったりします。
今日は、そんなコーディネーション能力についてお話します!
【コーディネーションとは】
日本では、コーディネーション能力は、『調整力』と言われて広まっており
様々な動き・様々な能力を総合的に自分の思い通りに動かすことができる能力を言います。
このコーディネーション能力を高めるトレーニングを『コーディネーショントレーニング』と言い、
目・耳・五感で情報を感知し、瞬時に認知→処理→判断して身体を動かす能力を高める。
いわゆる、身のこなしが良かったり、運動神経バツグン!といったような方は、このコーディネーション能力が優れているということになります。
【7つのコーディネーション能力】
コーディネーション能力に関しては、以下の7つに分類されています
1.定位能力『位置関係を把握する能力で、自分と相手・自分とボールなどの距離・空間を調節する能力』
2.反応能力『様々な状況変化(予測した・できなかった情報)に対して、素早く反応する能力』
3.バランス能力『空中・移動中の全身バランスを保ったり・崩れた体勢を瞬時に直す能力』
4.リズム能力『聴覚・視覚などで得たリズム・タイミングをつかみ、動きで表現する能力』
5.連結能力『身体全体を複数の目的に合わせて、効率良く協同で動かす能力』
6.変換能力『様々な状況変化に対して、素早く・機敏に身体を切り返す能力』
7.識別能力『道具・ボールなどを視覚情報などと連結して上手く扱う能力』
以上の7つの能力が、実際の運動では、混合しながら機能しているので、これらに対応する能力が大切になってきます。
【コーディネーション能力が発達しやすい年齢】
運動神経は4歳から発達してきます。
スキャモンの発育曲線(成長曲線)では約4歳~8歳は神経系の発達が著しいと言われています。
先ほどお伝えした、能力は脳・感覚神経など、神経系が関わる能力なので神経系が発達しやすい時期に
この能力を鍛えるとより運動神経がよくなっていきます。
また大人はコーディネーション能力が鍛えられないかというと、そうではありません。
ただ、神経が発達しやすい時期に鍛えると発達しやすいという事です
大人も鍛える事は出来ますが、既に神経系発達のピークは過ぎていることが多いので、子供のころよりは、向上に時間がかかるかもしれません。
次回は、コーディネーション能力を鍛えていくための、コーディネーショントレーニングをご紹介します!
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